自動画像

上野寛永寺で吟行&根本中堂内陣拝観♪

3月15日(日)

この日はふた月に一度の吟行&句会♪

コロナで中止していた吟行を昨秋再開。中止している間に自分をはじめメンバーも皆んな年を取ったり、どこか故障したり・・・まずは無理のないところで、隔月毎に開催することとしました。

この日はとてもいいお天気で暖かな日和となり、吟行日和でした。

9:30頃、東叡山寛永寺に到着。

門の左側でお寺の方が水撒きをしていらしたので、門の右側だけ・・・

まだまだ雨が少なくて乾燥していますからね。

境内にある寛永寺幼稚園の大きな桜の木。

オカメ桜のようです。すでに花は九分通り散っていますが、メジロが数羽ちょこまかと動き回っていて、可愛かったです。

「緋桜の大樹メジロの群れてをり 紅映」

オカメ桜

バラ科サクラ属の落葉小低木 園芸品種

イギリスの桜研究家が寒緋桜とマメザクラを交配して作出した品種。

門を入ってすぐ右手の枝垂れ桜は、やっと咲き始めたところです。

境内を囲む塀の笠木瓦。その先端の「家紋瓦」は葵の御紋です。

咲き始めたばかりの早咲きの枝垂れ桜

見頃になった頃に再訪することに致しましょう♪

正面の門から本堂である根本中堂を望みます。

寛永寺は、江戸幕府の安泰と全国すべての人々の安寧と守護を祈祷する道場として建立された寺院だそうです。

新しそうな立派な「東叡山寛永寺」という寺標が建てられていました。

東叡山寛永寺 根本中堂(こんぽんちゅうどう)

寛永寺の本堂である「根本中堂」は、元禄11年(1698)に建立。

幕末の上野戦争で焼失した。

明治9年(1876)から明治12年(1879)にかけて子院だった大慈院跡である現在地に川越の喜多院から本堂を移築し、根本中堂として再建されたのだそうです。

「木々芽吹く寺苑創建4百年   紅映」

根本中堂前の参道の両脇には銅灯籠があります。

かなり大きなものです。

銅灯籠の傘の部分には葵の御紋があしらわれており、更に根本中堂の屋根の棟飾りにも金色の葵の御紋があしらわれています。

「春風や屋根に葵の紋光る    紅映」

銅灯籠の周りには砂が敷き詰められており、砂紋があしらわれています。

砂紋(さもん)

寺院の砂紋は、水や波紋を表現し、禅の精神や宇宙観を表す象徴的な意味合いを持っているのだそうです。因みに円形は水の上に波紋が広がっている様子などを表しています。

銅灯籠

天女や龍などが細かく細工されており、灯明を灯すための窓があります。

こちらは獅子のようですね。

9:50頃

10時から拝観可能。ちらほらと参拝の人の姿が見えはじめました。

10時になりました。

内陣へは根本中堂に向かって左手の階段から靴を脱いで入ります。

根本中堂の勅額 「瑠璃殿」

東山天皇御宸筆「瑠璃殿(るりでん)」の勅額は、戦争の中運び出されたもので、現在も根本中堂正面に安置されています。

拝観入口

ここで靴を脱いで袋に入れて持ち歩きます。

拝観料 (大人)500円

拝観料を支払った証明にとパンフレットを頂きました。

人が少なかったので、このパンフレットを参考にしながら、ゆっくりと拝観させて頂きました。

残念なことに内陣は「撮影禁止」でしたので、頂いたパンフレットから天井絵などをご紹介しようかと思いましたが、規約に触れてもいけないので表紙だけのご紹介です。

天井絵「叡嶽双龍(えいがくそうりゅう)」はネットで「寛永寺天井絵」と検索して頂くと容易に見る事が出来ますので、是非ご覧になってみて下さい。なかなか立派な作品です。

そのあとは境内を散策・・・

鐘楼堂

大晦日には除夜の鐘が鳴り響きます。

因みに・・・

寛永寺では、上野公園内「時鐘堂(じしょうどう)」と

境内根本中堂前にある「鐘楼堂(しょうろうどう)」の

二カ所で「除夜の鐘」を執行しています。

どちらも、年明けと同時に第一打を鳴鐘いたします。

ということです。

因みに冥加料は一打3,000円、破魔矢や御札等を授与。

NHKで除夜の鐘を初めて放送したのは、この鐘楼堂からのようです。

鐘楼堂の銅鐘

銅鐘について書かれている台東区教育委員会の説明板によると、この銅鐘は台東区の有形文化財に指定されています。

可愛らしいお地蔵様(六地蔵)

「春陽浴び微笑みおはす六地蔵   紅映」

お地蔵様のそばには一重咲きの早咲きの桜が♪

色が濃い目で葉が出ていますが、それがとても愛らしいです♪

「違はずに咲きし桜のいとほしき   紅映」

そして3月21日(土)

桜がだいぶ咲いたようなので14時頃に再訪しました。

なんとこの日はかなり大勢の人で境内が賑わっていました。

15日には咲き始めだった枝垂れ桜がほぼ満開!!

晴天に映えています。

「施無畏」と書かれた石碑/「豊道春海顕彰碑」

施無畏(せむい)とは、仏・菩薩が衆生の恐れの心を取り去って救うこと。また、観世音菩薩の異称でもあるとのこと。

お地蔵様の向こうには、また違う桜が咲いていました。

少し濃いめのピンクの桜がほぼ満開!!

鬼瓦の屋外展示

旧本坊表門の鬼瓦が境内の右手奥に展示されています。

左 高さ248cm×横幅325cm

右 高さ113cm×横幅118cm

*後ろに見える建物は台東区立上野中学校の校舎。

表通りから鐘楼堂を望みます。

寛永寺の境内には大きな銀杏の木が沢山あるので、秋は黄葉が楽しめそうです。

台東区のコミュニティーバス「めぐりん」がやって来ました。

正門前辺りに「寛永寺」というバス停があります。

なかなか本数がなくて、ダイヤを見ると50分に1本のようです。

ちょっと少な過ぎませんか~って感じですね(^-^;

バスが通る道を挟んだお宅に珍しい花が咲いていました。

ネットで調べると「利休梅」のようです。

利休梅

バラ科ヤナギザクラ属の落葉樹。

明治時代末期に渡来し、各地の庭園や公園に植栽される。

名前に梅がついていますが、ウメとの関係性は低いとのこと。

上野桜木会館

台東区の施設で事前に申し込んで利用することが出来ます。(有料)

利用出来るのは区民または区内に通学、通勤者。

今回はこの施設をお借りして句会をしました。

桜木会館の筋向い、芸大絵画棟の裏手では、大きな白椿が歩道を埋めるように散り敷いていたりして、とってもきれいでした。

「咲き満ちてなほ控へめに白椿   紅映」

そして帰路の途中でもいろいろな椿が咲いていました。

これは、とあるお寺さんの塀の上に枝を伸ばして咲いていた椿です。

落ちている花を見ると、私の掌よりも大きかったです。

大きな椿!!

なんという名前でしょうか?

八重椿 赤と白が並んでいます。

こちらは個人のお宅の椿ですが、塀から高く伸びた大きな木です。

赤い八重椿の根元に雪柳が咲いていて、小さなお寺さんの門前を飾っていました。

可愛い桃色の八重咲き椿

こちらも結構大きな木ですが、バラを思わせるような咲き方で、大きな木の全体を埋めるように咲いていました。

この時期は、あちらこちらで椿が花盛り。

暖かな日和に誘われて道々椿などを楽しみながら帰宅しました。

「それぞれに愛でる至福や春の花  紅映」

寛永寺天井絵拝観を機に臨時号を思い立ち、季節のお花などを交えて、取り急ぎ旅行記と致しました。

最後までお目通し頂きましてありがとうございました。

・・・☆紅映☆・・・



本記事は参考情報として提供しており、内容の正確性・最新性について保証するものではありません。

東京観光ナビを始めよう!
未登録でも記事投稿できます

アカウントがなくても、思いついた内容を すぐに記事として投稿できます。

多くの人に読まれている記事を中心に、役立つ情報を一覧で確認してみる